「The Witches」

うーさん

多読でGraded Readersの5を終えた頃、よくロアルド・ダールの本を読んでいた。Readersの6はあまりヴァリエーションがなくて食指を動かされるものが少なく、まだペーパーバックに移行する自信もなかった。

ダールの中で一番有名なのは、多分映画にもなった「Charlie and the Chocolate Factory」だろうけど、私が一番好きでお勧めしたいのはこの本、「The Witches」。
The WitchesThe Witches
Roald Dahl (著)
Quentin Blake (イラスト)

Puffin 2007-08-16
売り上げランキング : 44
主人公の少年はイギリスに住んでいたが、ある日事故で両親を亡くしてしまう。ノルウェイに住んでいるおばあちゃんに引き取られ、ある日「本当の魔女」について教えられるのだ。

魔女は絵本にあるように黒い服に変な帽子をかぶっていたりしない。普段はまったく普通の人に見える。そして彼らが何より嫌っているのは子供で、子供を抹殺したがっている、と。

おばあちゃんと少年がヴァカンスでホテルに滞在していたとき、彼はひょんなきっかけで魔女の集会に遭遇してしまう。魔女たちの集会の目的はロンドンの子供の抹殺。その算段を聞いてしまった少年はなんとか阻止しようとするのだが、とんでもない運命が待ち受けていた。果たして少年に平穏な日々が戻ってくるのか?

と、ここまでの話を読んだ方は、別に普通の子供向けの本じゃない?と思われるかもしれないが、そうじゃないのよ。子供向けの本って、予定調和な展開とこうなるべきというお約束的終わり方をするものだけど、これは違った。えー、そうくるの?!と驚くだろう。常識だとハッピーエンドなのかよく分からない終わり方なのに、ハッピーエンドなのだ。しかし予定調和じゃない。どんなの?って思いません? 思ったら読んでみてね。

他のダールの本と同様にイラストはQuentin Blake。この絵の魅力があるから話がさらに生きます。

ストーリー満足度5星
大人も楽しめる度4星
あーらびっくり度4星
初心者お勧め度4星
語彙レベル(多い方が難)2.5星
総ページ数208p
補足:ダールの本はよくTOEIC 470点とか書かれているが、意外と語彙レベルは多彩だったりする。っていうのは彼は音韻を大切にしているからなのだ。この本も同じ音韻の単語を幾つか並べて、リズムを作るってことをしている。でもすべて理解する必要がないので、多少分からなくても飛ばして読んで平気です。チャーリーのように歌詞は出てきませんので。
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