ダン・ブラウン「Inferno」

うーさん

あのダ・ヴィンチ・コードに続くシリーズ第4弾。第3弾の舞台がワシントンDCだけでショボイと思った読者は私だけじゃあるまいが、今度はフィレンツェ、ベニス、イスタンブールと世界の観光地が出てきた(読者サービス?)。

ハーバード大のロバート・ラングドン教授、今回はフィレンツェの病院で頭を負傷して目覚めるところから始まる。しかも彼には短期的記憶がなくなっていて、自分がなぜこの場所に来ているのか、そしてなぜ怪我をしたのかまったく分からなくなっていた。

そこに謎の襲撃があり、彼を治療した男性医師は巻き込まれて殺害されてしまう。ラングドンは、通訳をしてくれていた若い女性医師シエナ・ブルックスと辛くもその場を逃れる。アメリカ領事館に救いを求めた彼の元に現れたのは、しかし救いどころか武装した部隊だった。なぜ彼は狙われるのか? そしてラングドンの服に隠されていたバイオ・チューブに隠された謎とは。
Inferno(Export Edition)Inferno(Export Edition)
Dan Brown

Anchor 2014-05-06
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前半~中盤まではすごく面白い。記憶を失ったラングドンが、巻き込まれてしまった美人医師シエナと謎を解くためあちこち巡り、謎の武装部隊、謎の秘密組織、何者かに捉えられたWHOの長である女性が交互に現れて、その謎が「あら大変!なんとかしなきゃ」でまたスリリング。やっぱり読者を引きつけるのがうまい。

なのだが、後半いかがなものでしょう。ちょっとその手法は・・・ どんでん返しで肩すかしを食らった感じ。それで全部説明がつくのかすっきりしない。そしてシエナの考えが、私には理論が通ってないように思えるのだ。終わり方も含めて、なんだかすっきりしない感じでした。

ストーリー満足度3.5星
スリリング度4星
語彙レベル(多い方が難)3.5星
総ページ数611p
補足:途中までは星4つだったんだけど、後半で星を1つ落としました。でも前作と比べて、調整点で+0.5。なんだかんだで読みやすい文章だし、多読にはお勧め。

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