「Daddy's Gone A Hunting」(Hary H. Clark著)読了

うーさん

ケイト・コネリーは、父の所有するアンティーク家具の博物館で、ある日の未明にガス・シュミットと会うことになっていた。コネリー家はケイトの祖父の時代にアメリカに移民でやって来て、そこからアンティーク家具の販売で成功したのだ。しかし、アンティーク家具が売れる時代は去り、ビジネスは縮小する一方。腕の良い職人だったガスも数年前にリタイアに追い込まれた。

ケイトとガスが早朝に会ったとき、博物館を爆発が襲った。ケイトは頭部に重傷を負い昏睡状態に、そしてガスは死亡。消防が疑ったのは、ケイトとガスが共謀あるいは単独で故意に爆発を起こしたのではないかということだった。

28年前の若い女性の失踪事件、ベトナム戦争で心に傷を負った帰還兵、姉の無実を信じるケイトの妹ハンナ、ケイトとハンナの母が亡くなった海難事故などが絡み合って、物語が進んでいく。

Daddy's Gone A HuntingDaddy's Gone A Hunting
Mary Higgins Clark

Pocket Books 2014-03-18
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この物語、面白い。ちょっと登場人物が多すぎて、これって誰だっけ?とはなるが面白い。文章も読みやすいのでどんどん進むのだが、はっと気づくともう数十ページしか残っていない。これで解決するのだろうか? ひょっとして「以下続く」?と思うくらい、最後の最後まで謎解きが進まず。謎が判明しだしたのは、引退した警察官があることに気づいたからなんだけど、なぜ突然気づくのかとても唐突。今気づくならもっと前に気づいていても良いだろう。そこから、最後はナレーションでこうでしたという説明で、随分はしょった感がある。

そしてケイトの妹ハンナだけど、普通だったら姉の容態を心配しながら彼女が謎解きの原動力になりそうなポジションにいるのに、結局何もしていない? それなりに魅力的に描かれてはいるのに、いまいち物語の展開の中で彼女を生かしきれていないような。

そして色々な謎は解決したんだけど、最後まで読んでも、実は私には爆発を誰が起こしたのか分からなかった。

ストーリー満足度3.5星
スリリング度4星
語彙レベル(多い方が難)3.5星
総ページ数385p
補足:最後の数十ページまでだったら4星だったけど、読み切ったところで星3つ半。最後が急ぎすぎで、倍のページ数をかけてもよかったところだ。でも難しくないので、多読として読むにはナイスな本です。

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