映画「ルルドの泉で」

うーさん

クリスマスの頃に公開された映画「ルルドの泉で」を見た。東京ではシアター・イメージフォーラム一カ所だけの上映。しかも駅から8分っていうんで出向くのが面倒だったけど、渋谷の宮益坂を上がりきってすぐのところ。8分っていうイメージよりは、ずっと近かった。

物語はルルド。この地に巡礼にやってきた主人公クリスティーヌは、首から下が動かせない難病にかかっている。彼女はルルドへの巡礼ツアーの参加メンバーで、ツアーには同様に体の不自由な者や孤独な身の上の者、単なる観光旅行者など事情はさまざま。体の不自由な人には介添人がついて、手厚いサポートがある。

この映画を見たかったのは、クリスティーヌにまさに奇蹟が起こってしまい、そのために周囲の人から「なぜ彼女に?」「信仰心も薄そうなのに」という目で見られるようになるというところが面白そうだったから。自分が難病で、最後にすがるものとしてルルドに行って、自分じゃない人に奇蹟が起こったら嫉妬心や羨望を覚えるのも当然だ。

その辺の描き方も面白かったのだが、奇蹟が起こったからハッピーだけではなく、起こった奇蹟はいつまで続くのか?ひょっとして突然終わってしまうのでは?という不安も描かれている。

この後、彼女はどうなるの?!と気になりまくりのところで、突然映画が終わってしまうのは何とも。後は観客の想像に任されるのだろうか?

信仰心というよりは、人間の生々しさに焦点を当てて、それを静かに描いた作品だった。

ところで話は変わりますが、シアター・イメージフォーラムに行く途中に「999」というお店があって、店内はすべて999円(一部もっと安いものもある)。素敵なショールやマフラーが置いてあって、4点もお買い上げしてしまいました。かわいいベレー帽もあった♪
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Posted byうーさん

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  • 2012.07.20 (Fri) 22:40 | 作曲♪心をこめて作曲します♪